金利は常に変動していると考えることが必要!最新情報を調べよう
現在のような超低金利の時代では預貯金の金利も貸出金利もそれ程大きく動くということはありません。したがって日本では現在例えば上限金利が法改正で変わるといったようなことがない限り、ここ十数年大きな変化はありませんでした。
しかし、金利と言うものは本来その時の金融政策や、経済動向によって常に変動していくもので、現在が異常なのであって、経済が好転していく段階を迎えた場合には目まぐるしく変動する可能性も無いとは言えません。
主なカードローンの金利を調べてみよう
まずは2~3のカードローンの金利を調べてみましょう。ホームページを見ればすぐに分かります。大手銀行のものはほぼ横並びですが、中には高い設定のものも存在していることが分かります。
つまり金利の設定は銀行が独自に判断できると言うことです。たとえば長期金が経済動向から停滞状態から上昇傾向に転ずると、すぐに金利の見直しが行われるでしょう。消費者金融系のキャッシングローンもこれに追随するように動くことになります。
申し込む前に金利を再度確認する
したがって経済動向によっては金利が動く可能性があるため、もし金利の低さだけを基準にカードローンを決めるのであれば、申込直前に再度最新の金利を確認しておきましょう。
現在の情勢では一夜にして金利が変わるというのは考えにくいですが、政権交代もあり強い経済政策が功を奏せば経済成長が戻り、それを反映して金利も上昇していく可能性も無いとは言えません。申し込みにあたっては今後十分注意を要する時期に差し掛かるのではないでしょうか。
金利が上昇傾向を示している場合
現在のような停滞した状態から上昇傾向に転じた場合には、お金を借りるには早い方が良いでしょう。景気が回復し一度上昇に転ずれば、しばらくは上昇傾向を示すかもしれません。
したがって上昇傾向にある場合に、どうしてもお金を借りる必要があるのであれば、なるべく早く借りた方が低い金利の状態で借りることができます。上昇傾向が続くかどうかは景気動向などを見て自分で判断するしかありません。もう少し待てばよかったというようなこともあるかもしれません。
金利が下降に転じた場合は
金利が上昇してしまっている場合には、もし急ぎでなければ下降するまで待った方が良いでしょう。景気が後退局面になり金融政策が緩和の方向に向かえば、必ず金利は下降してきます。
金利はこれ以上上がらないが下降もしないというような判断であれば仕方がありませんが、少しでも景気に減速感が出てきている場合には、急ぎの必要が無ければ金利の動向を見定め、下降し終わったあたりで借りた方がずっと返済総額は少ない筈です。
利用開始後も監視が必要
カードローンの金利は借りるときの金利が適用されるのが普通ですので、利用中も金利の動向に注意し、申し込みの時には有利だったものが、ずっと有利な状態にある保証はありません。
したがって、利用開始後も金利の動向には注意して、もし有利さが感じられなくなってしまったような場合には、もっと有利なものを探して乗り換えることも視野に入れておきましょう。金利だけを選択基準とするのであれば、常に監視しておくことが必要です。